GastronomieStyle

カスティーリャ (言いたいだけ)

最近のコンビニスイーツだって味はなかなかのものだけれど

やっぱりもらって嬉しいのは老舗のカステラとかになるのかもしれない。

頂きものを手提げ袋ごと妻に渡し、

珈琲にしようか、紅茶にしようかとアレコレ考えるだけで愉しい。

IdeaLiving

銭湯日和 (せんとうびより)

小さな頃に銭湯に通う習慣があったわけでもないのだけれど

昼でも夜でもなんとなく湯船が空いていそうな時に

ふらっと出掛けていって汗を流し、さっぱりした気持ちで家に帰るのが好きだ。

湯冷めは良くない、と昔から言われているのはよく知っているけれど

湯あがりのコーヒー牛乳かアイスクリームでも食べてひと息ついたら、ぽかぽかしてるうちに街に出て、何も考えずにぶらぶらと散歩したい。

GastronomieStyle

コーヒーブレイク

僕たちは、眠っている時間以外は何かしらの目的を持って行動している。

「何もしていない時間」というのがどこかにないかな、と考えてみると僕にとってのそれは珈琲を飲んでいるときかもしれないと思った。

( 煙草を吸う人はタバコを咥えている時間がそれにあたるかもしれない )

砂糖もミルクもいらないし、淹れてもらったコーヒーを、小さい子どものように、ただボーッとして飲むだけ。

椅子に座って久方ぶりにのんびりとした時間を過ごすと、ごちそうさまと言って静かに店を出る。

GastronomieLiving

稲穂 (いなほ)

白いご飯が何より好きなので、お米がどういう環境で、どういう人たちに育てられているのかということについては昔から関心がある。

考えてみれば全国的に有名なお米の産地とかでなくても何百年も昔から田や畑として農産物を供給してきた土地というのはあるわけで、

(我々人類も何かしらの生き物の子孫であるわけだけど) 土というもの自体、なかなか不思議な存在に思えてくる。

黄金色の稲穂とは良く言ったもので、収穫の季節を迎えた田園の風景はこの国の本当の豊かさを教えてくれている気がする。

GastronomieStyle

ロールケーキ

基本的にイチゴのショートケーキを超えるスイーツというのは存在しないと思っているけれど

“ロールケーキ” というやつも割と好きだ。

フルーツを入れるのか入れないのか、とか

生クリームとスポンジの比率はどうするとか

シンプルなデザインゆえに、けっこう奥が深い。

夜更けに食べたくなるのはクリームたっぷりのやつだけど、3時のおやつの時には割にシンプルなやつでいいな、とか

今まで真剣に考えたことはなかったけれど、お酒の席であればロールケーキだけで1時間くらいは語れるかもしれない。

Lectio

人間という痛ましくもあり、しばしば滑稽で、まれに荘厳でもある自分自身を見つけるには、書斎での思案だけではどうにもならない。

- 人間は、古代から「暮らし」のなかにいる。

森青蛙が樹上に白い泡状の卵塊をつくるように、シベリアのエヴェンキというアルタイ語族の一派が、河畔で白樺の樹の家をつくり、鮭をとり、鮭を食べ、鮭の皮の靴をはくように、

私どもはあたえられた自然条件のなかで暮らしの文化をつくり、踏襲し、ときに歴史的条件によって変化させてきた。

人間という痛ましくもあり、しばしば滑稽で、まれに荘厳でもある自分自身を見つけるには、書斎での思案だけではどうにもならない。

地域によって時代によってさまざまな変容を遂げている自分自身に出逢うには、そこにかつて居た-あるいは現在もいる-山川草木のなかに分け入って、ともかくも立って見ねばならない。-

司馬遼太郎 / 私にとっての旅

GastronomieLiving

一杯目の温度

前から気になっていたお茶屋さんに行ってみると、喫茶スペースもあるようだったので少し休ませてもらうことに。

お店の方からは「1杯目は茶器で湯冷ししてあるお湯で、2杯目はポットの熱いお湯でおあがり下さい」とのアドバイスもあり、三献の茶の話を思い出しながらそのとおり頂いてみる。

なんとなく低温のものも方が甘みや旨みみたいなものが感じられるような気もするけれど、やっぱりお茶は熱いのが好きだななどと思いながらお団子に手を伸ばす。

和テイストの食というのは年々好きになってくるから不思議だ。

Gastronomie

サフランライス

夏の疲れが襲ってくる前に体内に香辛料をどさどさ投入すべくカレー屋さんに飛び込む。

基本的には本格的なカレーにはナンがいいと思っているのだけれど、時々無性にサフランライスが食べたくなる。

サフラン自体も香辛料の一種と聞いて今さらながら納得。

受け皿としてのコメの偉大さを感じつつ、本場のカレーも食べてみたいなと、更なる欲求が生まれる。

GastronomieLiving

すだち

今日はもう何も食べなくてもいいや

というくらい蒸し暑い日でも蕎麦は食べられる。

そこに柚子や酢橘があれば尚よし◎

僕は果物のかわの苦味とか食感も好きなので、夏はなんとなくこれ一杯で満ち足りた気分になる。

IdeaStyle

つるり

いつの頃からか陶器とか磁器とかのツルンとした感じに惹かれるようになった。

眺めていると、その滑らかな表面に触れてみたいという衝動に駆られる。

そうした欲求の全てが叶えられるものではないということは勿論わかっているけれど、そういう欲が身体のどこからか湧いてくるということ自体、何となく嬉しいような気もしてくる。