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生殖能力と寿命

DVDでジュラシック・ワールド2/フォールン・キングダムを観ていたら「寿命20年の原始人だって現代なら100年生きるわ」というような台詞 (というか字幕) があった。

驚いたのは原始の時代、人間は20年しか生きられなかったということ。もう一つは、遺伝子的にはそれほど差異がなくとも環境によって個体が5倍も長く命を保てるようになること。

考えてみれば人類は10歳そこそこで子孫を残せるように設計されている(倫理的にどうかという点は横に置いておくとして)。

仮に「僕」という個体が単なる遺伝子のビークルだとすると、子を世に送り出した時点で遺伝子は次の世代にパスされているわけで、遺伝子的には「僕」の残りの何十年かの人生はレジャー (余暇) みたいなものなのかなとも思う。

実際に現生人類は概ね20歳を超えたあたりから肉体が衰え始めることが証明されているわけだし、原始の時代から大して進化していないのかもしれない。

子が何らかの事情で次の世代に遺伝子を残せないケースもあり得る。そのリスクを減らす(ポートフォリオ化する)ために「子どもは複数欲しい」という発想が刷り込まれているのかもしれない。

孫は自分の子よりも可愛い、という世のお決まりのパターンも「種の保存」という観点で考えれば納得がいく(孫ができた時点では、自分の遺伝子が途切れるリスクが更に低減している)。

本作では、クライマックスを前に、ひと組の悲しい女の子と老人の物語が披露される。

この老人の気持ちがわかってしまうのは、僕だけではないだろう。



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