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没頭する時間

このところ息子と過ごす時間を意識的に増やしている。

ついこの間まで抱っこ紐に包まれた重くて大きな(そして愛らしい)カタマリだったのが、今や自分の足で、そして目で外の世界を味わっている。

眩しい太陽、きれいな声で鳴く鳥、蜜を吸いに集まる虫、彼にとってはその全てが新しく、魅力的なのだ。

心理学や脳科学の書籍を繰ると、幼少期の良質な刺激が脳の回路を劇的に拡げてくれる、とりわけ何かに熱中、没頭した時間・体験がその子を大きく成長させると書いてある。

図書館にこもって図鑑を読み漁った時間、グラウンドで白球を追いかけたあの時間も無駄では無かったということだ。

オトナになるにつれ、時間を忘れて何かに没頭する、ということが難しくなってくる。

何となく忙しい、、なんとなく気分が晴れない、、惰性で流れていく毎日もまた、目の前を通り過ぎ、恐ろしいスピードで遥か彼方へ行ってしまうのだ。

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