日: 2019年6月9日
午前3時の雨音
このところ少し疲れが溜まっていたので、昨晩は早めにベッドに入り、割とすんなりと眠りに落ちた。
開け放しておいたテラスからサラサラと雨音がしてきて、意識を現実へと引っ張り戻される。
ベッドから抜け出して、少し湿ってしまった洗濯物を取り込む。隣の部屋では妻と息子がタオルケットに包まって気持ちよさそうに寝ている。
時計の針は3時を示している。やれやれ、と自分のためにため息をついてベッドへ戻る。
もう眠気はどこかへ行ってしまっていて、仕方なくその辺にあった文庫本を手にとって横になる。
まぁ、たまにはこんな日があってもいいかもな、なんて思ったりもした。