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クラシックは百年後も朽ちない

モーツァルトやベートーヴェンが生きた時代からもう200年。

これだけの歳月を経てもクラシック音楽は色褪せない。

数々の指揮者や、演奏家や、それを聴く観客がその時代、時代の魂を吹き込んできたからだろう。

気に入りのスピーカーを自宅に導入してからというもの、のんびり掛け流しで聴くのが休日の楽しみになっているのですが、Apple Musicのライブ動画もなかなか良いです。

カティア=ブニアティシヴィリ

Beethoven Piano Concert No. 1 in C Major Op.15

テクニックだとか、表現だとか、世界にはもっと上のピアニストもいるのだろうけど、

こんなに気持ちよさそうにピアノやオーケストラと向きあう人を他に知らない。

YouTubeでも視聴できるようです。

www.youtube.com/watch

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木のぼりだってしました。

子どもが産まれたら、初めてのクリスマスプレゼントは絵本にしようと決めていた。

妻にとっても、小さい頃に読んでいた思い出の本だと聞いて、迷わずこれにした。

0歳の赤ん坊に与えるには勿論まだ早かったけれど、やがて自分でページを手繰るようになり、月日を重ねるごとに好きなシーンが変わってくる。

やがて恋のくだりやお別れのくだりについて説明を求められる日が来るだろうか。

今の彼のお気に入りは木のぼりのページ。靴を脱いで木にしがみつく少年を見てキャッキャ言っている。

いつか、本物の大きな木に登らせてあげたい。

僕には木のぼりをした思い出なんてないのだけれど。

『大きな木』

シェル・シルヴァスタイン (村上春樹 訳)

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生活の中に絵画があるのはいいものでしょう

その美術館は、湖畔にあった。

朝から駅で自転車を借りて、諏訪大社を参拝し、街をひとしきり巡ると腹が減っている。

近くに古くからやっていそうなお店を見つけ、鰻のお重 (肝焼きも一本付けてもらった) をハフハフと平らげてしまうと、少し満ち足りた気分になる。

約束の時間まではまだ大分あるので諏訪湖のほとりをひとりで散歩していると、美術館らしき建物が見える。

館内に入ってみると、入口に飾ってあるダリの彫刻の前で幾人かが写真を撮っている。

受付の女性と二言三言、挨拶を交わして奥へ入ってみると、そこにはアンリ・ルソーやグランマ・モーゼスなどの展示がある。

パントル・ナイーフ(素朴派)の画家たちの絵はどれも不思議な力がある。

二階のテラスからは諏訪湖が見渡せるようになっている。

やけに風の強い日で、湖には波が立っている。

轟音と陽の光のなかで、何だか時間と空間が引き延ばされたような感覚に包まれる。

約束の時間には、まだ余裕がある。

当館の館長をされているという女性の書いた書籍も販売されていました↓

『夢から生まれた美術館の物語』

関 たか子 著 (ハーモ美術館 館長)