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生活の中に絵画があるのはいいものでしょう

その美術館は、湖畔にあった。

朝から駅で自転車を借りて、諏訪大社を参拝し、街をひとしきり巡ると腹が減っている。

近くに古くからやっていそうなお店を見つけ、鰻のお重 (肝焼きも一本付けてもらった) をハフハフと平らげてしまうと、少し満ち足りた気分になる。

約束の時間まではまだ大分あるので諏訪湖のほとりをひとりで散歩していると、美術館らしき建物が見える。

館内に入ってみると、入口に飾ってあるダリの彫刻の前で幾人かが写真を撮っている。

受付の女性と二言三言、挨拶を交わして奥へ入ってみると、そこにはアンリ・ルソーやグランマ・モーゼスなどの展示がある。

パントル・ナイーフ(素朴派)の画家たちの絵はどれも不思議な力がある。

二階のテラスからは諏訪湖が見渡せるようになっている。

やけに風の強い日で、湖には波が立っている。

轟音と陽の光のなかで、何だか時間と空間が引き延ばされたような感覚に包まれる。

約束の時間には、まだ余裕がある。

当館の館長をされているという女性の書いた書籍も販売されていました↓

『夢から生まれた美術館の物語』

関 たか子 著 (ハーモ美術館 館長)

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