書籍だって、マンガだって、気に入ったところがあればその部分を繰り返し読んだっていい。
あるいは、いまいち気分が乗らないときは途中で放り出したっていい (実際に本当に放り投げたりもしている)。
考えてみれば当たり前のことなんだけれど、何年か前に突然それを思い出して、ひとりの時間をまた楽しめるようになった。
世に蔓延した速読術やら多読やらに毒されていたつもりもないのだけれど、いつの間にかこれは何かを得るための時間なんだみたいな見えない圧を自分に掛けていた気がする。
そういうもんじゃないですね。やっぱり。