養生訓か何かの本で、「熱い湯に入ったり、また湯に浸かった後には風にあたらないように」みたいな警句を読み、以来、頭の片隅には常に置いてある。
でも、やはり駄目なものは駄目だ。
熱々の湯に浸かり、風を感じるのが好きなのだ。
風呂上がりに冬の朝のキリッとした空気の中へ飛び込んでいくのも好きだし、夏の夕方の湿気を含んだ生温い空気にじわじわと馴染んでいくのも好きだ。
少しのあいだ散歩を楽しんだら、水道の水をゴクゴクと飲んで、畳のうえで大の字になって眠るのだ。
養生訓か何かの本で、「熱い湯に入ったり、また湯に浸かった後には風にあたらないように」みたいな警句を読み、以来、頭の片隅には常に置いてある。
でも、やはり駄目なものは駄目だ。
熱々の湯に浸かり、風を感じるのが好きなのだ。
風呂上がりに冬の朝のキリッとした空気の中へ飛び込んでいくのも好きだし、夏の夕方の湿気を含んだ生温い空気にじわじわと馴染んでいくのも好きだ。
少しのあいだ散歩を楽しんだら、水道の水をゴクゴクと飲んで、畳のうえで大の字になって眠るのだ。
欲しい本があったのと、ドリップポットを探していたので蔦屋家電に寄ってみた。
エスカレーターで2階へ向かうと、ホールの吹き抜け部分には巨大なオブジェが釣り下がっていた。
息子が「見て。鳥かな?」と聞いてきた。
一瞬、飛行機じゃないのかと思ったが、「かもね」とだけ答えた。
結局なんだったのかは良くわからない。
誰かの作品なのだとしたら、どこかにタイトルプレートくらいあったのかもしれない。
でもまぁ、こういうのも悪くないなと思った。