昔読んだ谷崎潤一郎が書いた本を思い出した。
日本的な美というのはこういう限定された光のなかにあるのかなと、ふと思った。
少し待ってはみたものの、猫ちゃんはやっぱりコッチのことなんかちっとも気に掛けてくれない。
昔読んだ谷崎潤一郎が書いた本を思い出した。
日本的な美というのはこういう限定された光のなかにあるのかなと、ふと思った。
少し待ってはみたものの、猫ちゃんはやっぱりコッチのことなんかちっとも気に掛けてくれない。
この頃は古い建物と少年、という組み合わせに心惹かれている。
理由はわからない。
さらっとした雨でも降ってくれたらまた違う表情が見られるだろうか。
散策中にこういう茶店を見掛けると、ついつい吸い込まれてしまう。
寒天は、歳を重ねるごとに益々好きになってきている。
あんみつの上のさくらんぼには、未だに心を許すことができていない。
薩摩琵琶が聴きたくて、バスに乗って三渓園まで足を延ばす。
お堂の中で、黙って琵琶の音と唄声に耳を傾けていると、何だか異世界に来たみたいだなとはじめは思ったけれど、段々と懐かしいような気もしてくる。