Musica

Sentimental #1. ZARD

日曜の昼にカフェみたいなところで食事をしていると、隣のカップルがイヤフォンを2人で分け合って楽しそうにしていて、ちょっといい気分になった。

学生時代はカセットやらMDやらに各々のお気に入りの曲を選曲して持ち歩いては仲間内でシェアしてたっけなと昔の記憶が蘇ってきた。

お前のはいつもZARDが入ってんだよな、と長い付き合いの友人に言われて、そう言われてみればそうだなと笑ったのを覚えている。

部活でどこだか遠くへ遠征した帰り、僕はウォークマンでZARDを聴いていた。電車のガタゴトという揺れと温かさで眠りに落ちそうになりながら。

ガラガラの車内では、疲れを知らない仲間たちがまだワイワイやっている。

ヴォーカルの甘くて切ない歌声がイヤフォンを通じて胸に響く。

“永遠に取り戻せないあの季節”?

そうだよな、こういうのもいつか終わるんだよなと、その時思った。

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