Lectio

がぶがぶ湧いてゐるですからな

-こんなにのんきで苦しくないのは

魂魄なかばからだをはなれたのですかな

たゞどうも血のために

それを云へないがひどいです

あなたの方からみたらずゐぶんさんたんたるけしきでせうが

わたくしから見えるのは

やっぱりきれいな青ぞらと

すきとほった風ばかりです-

宮沢賢治 『眼にて云ふ』

最期の瞬間にそういう心持ちになれるかどうか、今の僕にはわからないけれど、そのような自分でいられたらいいなとは思う。

がぶがぶ湧いてゐるですからな」への2件のフィードバック

  1. こんにちは、秋月様。
    岩手で宮沢賢治の家や「下の畑」を訪ねたことがありますが、今もほっこりとした温もりが残るような場所でした。
    氏の人柄が偲ばれますね。

    いつも素敵な一文の抜き出しに感心しておりましたが、今回あまりに心にしみる文章にコメントさせていただきました。
    ありがとうございます。

    いいね: 1人

    1. CHIRICOさん
      温かいお言葉ありがとうございます。
      ゆかりの地を訪ねられたのですね。実際にその場所へ行くと、その土地の記憶のようなものを感じることができますね。
      宮沢賢治の文章は読んでも声に出しても心動かされるものが多いですが、手を動かして書き出すことによって得られる感動みたいなものもある気がしています^^

      いいね: 1人

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