
半農、という考え方はいいかもしれない。
半農、という考え方はいいかもしれない。
こども達のために近所にパンの買い出しに行くだけでも中々の冒険。
いつかこの日を思い出すこともあるだろうか。
雪を被った花弁にちょっと触れてみたくなったけれど、そっとしておく
-最後の日々の母が特に好んだのはみたらし団子だった。
私はいつも私の家と実家の間にある青山の紀ノ国屋か近所のおいしい和菓子屋さんかでそれを買った。
どちらの味も母のお気に入りになった。
何回目かに買っているとき、ふと「ああ、いつかお母さんが死んだら、私はみたらし団子を見るたびにお母さんを思い出すんだろうな」と思った。
そのとおりになってしまったが、覚悟しておいてよかった。
みたらし団子を食べるたびに、母にも分けてあげる気持ちになれる-
よしもとばなな 『おだんご』