Lectio

だから私には、一九四五年から四七、八年にかけて、いつも夏がつづいていたような錯覚がある。

-私はあのころ、実生活の上では何一つできなかったけれども、

心の内には悪徳への共感と期待がうずまき、何もしないでいながら、

あの時代とまさに「一緒に寝て」いた。

どんな反時代的なポーズをとっていたにしろ、とにかく一緒に寝ていたのだ-

三島由紀夫 / 小説家の休暇 『昭和30年6月24日(金)』

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