Lectio わたしが音楽から聴きとったのは Posted on 5月 23, 2021 by 秋月 耕 in Lectio - そのころはまだ、イタリア語で歌われている歌詞の意味が分からなかったため、 カルーゾが復讐に燃えているのか、新大陸の発見に歓喜しているのか、皆目見当がつきませんでした。 でも、そんなことは少しも気にならなかったのです。 カルーゾの声そのものが心に深く染み通るものでしたので、歌詞を頼りに音楽を楽しむという気になれなかったからです。 わたしが音楽から聴きとったのは、演奏者の魂が自分の魂に直接呼びかける声だったのです - ドナルド・キーン / オペラとの出会い シェア、フォローはお気軽に。TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連