Lectio

私の胸の中の悲しみの一つとして

- 私はほほえみながら弓をあちこちに動かし、

私の血のにじむ命をかなでる。

そしてだれも現さなかったものを現わす-

だが、いくらひいても、私はもう楽しくなれない。-

ヘルマン・ヘッセ 『ヴァイオリンひき』

GastronomieIdea

ベホイミのある人生

体調が下り坂なので妻に「鍋焼きうどん」をつくってもらった。

ドラクエで言うと、僕にとってはベホイミに近いかなと思っている。

ホイミは散歩と珈琲とチョコレート。

ベホマは…やっぱり旅行だろうか?

回復魔法なんて使う必要のないくらいの方が幸せと感じる人もいるかもしれないけれど、

日常のちょっとしたところにホイミやベホイミ沢山ある人生の方がなんだか楽しいような気はしている。

IdeaSafari

旅のとも

自分にとっての「読書に適した場所」はどこだろうと考えたときに、

一番最初に頭に浮かんだのは「列車の中」だった。

なかでも最も深く本の世界に入り込めたのは寝台列車の中だったような気がする。

学生の頃から旅に出るのは決まって夏から秋にかけてのまだ暖かい季節だったから、暇を見つけては小さめの鞄に最小限の着替えと何冊かの本だけを詰めて列車に飛び乗った。

今まで読んだ小説のうちのいくつかは、その物語性とは関係なく、その時々の旅の記憶みたいなものと結び付いている。

とりわけ、夜の車窓から眺めた街の光と。

Gastronomie

汁もの

妻の鍋好きが高じて最近の我が家は汁物が充実している。

小鍋から発展した水餃子ひとつとっても今月に入って何度食べたかわからないが、スープ好きの僕としては毎晩どころか朝も昼も温かいスープが飲めたらなと思っている。

IdeaLiving

秋の入り口

少し厚手の服を着るようになり、

食卓には柿や栗が並ぶようになり、

季節は足早に過ぎてゆく。

まだまだ虫捕り熱の冷めない息子から「もう秋なの?」と問われ、

落ちてきた黄色や赤の葉っぱを拾い集めながら

「うん、もう秋だね」と僕は答える。

Lectio

青い屋根

屋根は昔から好きで、

自分の人生を振り返ってみても、窓から屋根を眺められる部屋ばかりを選んできた気がする。

抜けるような青い空、も良いものだけど

あの時代のパリの青もまた素敵だったんだろうな、なんて画集をパラパラしながら。

Lectio

「大人のための」

子どものお友だち向けのプレゼントを選ぶために訪れたオモチャ売り場で、『トミカ』も色んなものを作ってるんだなフムフム、なんだか感心。

家に帰ってからも、トミカの電子ムックを読みながらフムフム。

でも、お願いだから「大人のための」は用意しないで欲しい。財布の紐の緩んだ僕たちに向けた商品は用意しないで欲しい。。