Lectio

実験室にこもった孤独な狂人が、花火に点火するような容易さで文明をバラバラに吹き飛ばすことができるかもしれない

-このさき五年のうちに我々が一人残らずみな原爆で木っ端(こっぱ)微塵に吹き飛ばされてしまう可能性が極めて高いことを考えるなら、これまでに原爆が引き起こしてきた議論の広がりは、当初の予想よりはるかに小さい。

原爆は、大規模な戦争の時代に終わりをもたらす可能性が高い。その代償として我々が手にするのは、いつまでも延長されていく「平和なき平和」の状態なのだが-

ジョージ・オーウェル / あなたと原爆

本書の解説の冒頭で、訳者の秋元孝文さんがこう書いている。

「オーウェルが鳴らした警鐘は、現代にこそ高く響く」

1945年の8月、原子爆弾が我が国に投下され、戦争は終わった。オーウェルのこの文章はそのわずか2ヶ月後に書かれている。

70年以上が経った今も、人類は核を放棄できていない。

IdeaSpiel

学校の校庭で先生とキャンプ

みたいなイベントが夏休みの一泊二日くらいであったとしたら、子どもたちはもっと学校と先生のことを好きになれるんじゃないか。

なんて、コンビニ帰りに夜のシンとした学校を眺めながら勝手なことを考えている。

でも先生たちにも家族があるんだよな。土日を丸々使う部活動の顧問だってそうだよ。

と、オトナになった今はわかる。

Gastronomie

レモンの輪切り

ふたを開けて、初手からカチカチの輪切りを攻めるべきか、最後の楽しみにとっておくか、いまだに迷っている。

サクレを食べると、部活のときにマネージャーが用意してくれたレモンの蜂蜜漬けを思い出す。