GastronomieStyle

コーヒーブレイク

僕たちは、眠っている時間以外は何かしらの目的を持って行動している。

「何もしていない時間」というのがどこかにないかな、と考えてみると僕にとってのそれは珈琲を飲んでいるときかもしれないと思った。

( 煙草を吸う人はタバコを咥えている時間がそれにあたるかもしれない )

砂糖もミルクもいらないし、淹れてもらったコーヒーを、小さい子どものように、ただボーッとして飲むだけ。

椅子に座って久方ぶりにのんびりとした時間を過ごすと、ごちそうさまと言って静かに店を出る。

GastronomieLiving

稲穂 (いなほ)

白いご飯が何より好きなので、お米がどういう環境で、どういう人たちに育てられているのかということについては昔から関心がある。

考えてみれば全国的に有名なお米の産地とかでなくても何百年も昔から田や畑として農産物を供給してきた土地というのはあるわけで、

(我々人類も何かしらの生き物の子孫であるわけだけど) 土というもの自体、なかなか不思議な存在に思えてくる。

黄金色の稲穂とは良く言ったもので、収穫の季節を迎えた田園の風景はこの国の本当の豊かさを教えてくれている気がする。

GastronomieStyle

ロールケーキ

基本的にイチゴのショートケーキを超えるスイーツというのは存在しないと思っているけれど

“ロールケーキ” というやつも割と好きだ。

フルーツを入れるのか入れないのか、とか

生クリームとスポンジの比率はどうするとか

シンプルなデザインゆえに、けっこう奥が深い。

夜更けに食べたくなるのはクリームたっぷりのやつだけど、3時のおやつの時には割にシンプルなやつでいいな、とか

今まで真剣に考えたことはなかったけれど、お酒の席であればロールケーキだけで1時間くらいは語れるかもしれない。

GastronomieLiving

一杯目の温度

前から気になっていたお茶屋さんに行ってみると、喫茶スペースもあるようだったので少し休ませてもらうことに。

お店の方からは「1杯目は茶器で湯冷ししてあるお湯で、2杯目はポットの熱いお湯でおあがり下さい」とのアドバイスもあり、三献の茶の話を思い出しながらそのとおり頂いてみる。

なんとなく低温のものも方が甘みや旨みみたいなものが感じられるような気もするけれど、やっぱりお茶は熱いのが好きだななどと思いながらお団子に手を伸ばす。

和テイストの食というのは年々好きになってくるから不思議だ。

Gastronomie

サフランライス

夏の疲れが襲ってくる前に体内に香辛料をどさどさ投入すべくカレー屋さんに飛び込む。

基本的には本格的なカレーにはナンがいいと思っているのだけれど、時々無性にサフランライスが食べたくなる。

サフラン自体も香辛料の一種と聞いて今さらながら納得。

受け皿としてのコメの偉大さを感じつつ、本場のカレーも食べてみたいなと、更なる欲求が生まれる。

GastronomieLiving

すだち

今日はもう何も食べなくてもいいや

というくらい蒸し暑い日でも蕎麦は食べられる。

そこに柚子や酢橘があれば尚よし◎

僕は果物のかわの苦味とか食感も好きなので、夏はなんとなくこれ一杯で満ち足りた気分になる。

Gastronomie

水菓の豆花 (トウファ)

最近なぜか無性にトウファが食べたくなる。新発見の甘味 (糖) に脳が喜んでいるのだろうか。

そして、豆花の世界には僕がまだ開けたことのない色々な扉があるらしい。

マンゴーアイスにドラゴンフルーツ、西瓜。。

夏限定なんて言わず、秋も冬も季節ごとの果物で僕らを楽しませて欲しい。

GastronomieLiving

真夏の鰻

「好物はなんですか」と問われて最初に浮かぶものの一つが鰻で、

季節を問わずによく食べるのだけれど

やっぱり夏になるとその頻度が格段にあがる。

普段大好きな揚げ物もこの暑さではと見送り、素麺ばかりでは夏を乗り切れなさそうだし…

となると大体「今日は特別(?)に鰻にしよう」と家庭内の意見が一致する。

あの甘塩っぱいタレにホクホクした鰻の食感。その下には熱々のご飯。

そうそう、山椒もたっぷりと。。

そんなことを書きながら、また猛烈にうなぎが食べたくなる日も近い気がしている。

GastronomieLiving

夏色

いつもより家で過ごす時間が長くなり、

空調の効いた部屋に慣れてきてしまったけれど

やっぱりジワジワジワと鳴く蝉の声と

灼けるような陽光を感じなければ

夏が来たという感じがしない。

お店を出ると、どこか遠くから風鈴の音が運ばれてくる。

Gastronomie

蕎麦の薬味 (やくみ)

江戸っ子を気取るわけではないけれども、

蕎麦屋を見掛けるとつい入ってしまう。

以前なにかの番組で海老蔵さんが「つゆ」ではなく「水」で食べているのを見て驚いたことがあるけれど

僕はやっぱり辛めのツユに薬味を少しおとしたもので食べたい。

そもそも自分が大根やら山葵で蕎麦を食べるようになるなんて、小さな頃は考えられなかったけれど。