IdeaSafari

人生百年

虎ノ門の高台にある菊池寛実記念 智美術館

美術館の入り口で僕らを迎える作品の他に、地下の展示室へ続く階段の壁面 (撮影不可) は美術家の篠田桃紅さんの手によるものらしい。

100歳を越えてなおソリッドな感性を持ち続ける人生というのは、どういうものなのだろうか。

IdeaSafari

猫の散歩道

風が気持ちいい季節になって、自転車に乗る機会を意識的に増やしている。

たとえば10分くらいの短い時間でも、街のちょっとした表情を感じながら移動できるので楽しい。

少々まわり道でもこっちは車通りが少なくて静かだなとか、緑のおかげで日差しが丁度いいなとか、花を見てあぁもう1年経ったんだなとか思いながらペダルを漕ぐ。

いいなぁ、さっきすれ違ったあの猫にもこの猫にも各々のお気に入りの散歩道があって、それぞれの楽しみ方があったりするんだろうな。

GastronomieIdea

麝香葡萄 (マスカット)

ふるさと納税で届く果物たちのおかげで、この頃は朝の目覚めが楽しみになった。

皮ごと丸々食べられるフルーツを愛する僕と息子にとっては、マスカットタイムは至福のひととき。

小さな頃からなぜだか外国の港町が好きで、アレクサンドリアもいつか訪れてみたいと憧れている。

マスカットの原産地とされる北アフリカは、まだ栽培の適地なのだろうか。

Idea

ヒットチャートなんて

いい予感はあった。

このところ何を読んでも、誰と話をしても何かしら共感できるものがあったり、もうチョットだけ…っていう欲みたいなものが戻ってきていた。

ヒットチャートなんて自分にはもう関係のない存在だと、意識の外へ放り出してしまったのはいつだったか。

歌のない曲ばかり聴くようになったのはいつだったか。

彼らが何について唄ってるか、今は少しわかる。

IdeaLectio

本を読むこと、経済合理性について

「諸君。残りのお金で、本を買いなさい」

経済史の講義の終わりに、教授は答えた。

学生の1人が、過去の歴史を踏まえて先生なら何に投資されますかと尋ねた。

「私であれば世界経済そのもの(インデックスファンド)に幾らか投資する。あとは書物だ。別に経済学の本でなくても構わない。一冊の本を書くために、その世界の専門家が、我々がそれを読み切るための時間の50倍の時間と労力を費やしてできたものだ、という認識をあらためて持ちなさい」

「そしてこれは君たち次第でもあるが、書店に支払う対価の何倍もの価値をもたらしてくれるだろう。今日の講義は以上だ」

僕はその足で書店へ向かい、気になっていた書籍を両手に抱えて帰ったのを今でも覚えている。

大学時代から、ことある毎にこの教えを思い出してきた。

2倍、3倍の価値を感じる書籍はざらにあるし、時には人生観を変えるくらいの出会いもある。

失敗したとしても文庫なら数百円、単行本でも数千円。読むことに費やす時間もタイミングも、自分で決めることができる。

これ程リスクあたりのリターンに優れた投資先は他にない。