IdeaLiving

小さな世界では

子どもの目で見ると、冬が近付くこの季節も

まだまだ生きものたちで溢れているらしい。

目に見えるもの、見えないもの、耳で聴こえるもの、聴こえないもの。

そういうあれやこれやで世界はできている。

IdeaLiving

ゴロリ

ウィズコロナの世界では瞑想が人気らしい。

僕も時々それっぽいことをやってみるけれど、体質的に合わないのか、リラックスはできても何となく次への活力みたいなものが湧いてこない。

それよりは、考えごとをしながらでも良いからゆっくり散歩して、歩くのに疲れたら芝生やベンチに少しの間ゴロンとして、空を見上げたりする方が自分にはしっくりくる。

帰り道は、気持ち早足で帰ったりして。

Idea

箱庭

車で立ち寄ったお店の脇に

メダカが遊ぶ水槽がひとつ。

パイプからはチョロチョロチョロと水が流れてくる。

空からは、やわらかな日差しが。

GastronomieIdea

ベホイミのある人生

体調が下り坂なので妻に「鍋焼きうどん」をつくってもらった。

ドラクエで言うと、僕にとってはベホイミに近いかなと思っている。

ホイミは散歩と珈琲とチョコレート。

ベホマは…やっぱり旅行だろうか?

回復魔法なんて使う必要のないくらいの方が幸せと感じる人もいるかもしれないけれど、

日常のちょっとしたところにホイミやベホイミ沢山ある人生の方がなんだか楽しいような気はしている。

IdeaSafari

旅のとも

自分にとっての「読書に適した場所」はどこだろうと考えたときに、

一番最初に頭に浮かんだのは「列車の中」だった。

なかでも最も深く本の世界に入り込めたのは寝台列車の中だったような気がする。

学生の頃から旅に出るのは決まって夏から秋にかけてのまだ暖かい季節だったから、暇を見つけては小さめの鞄に最小限の着替えと何冊かの本だけを詰めて列車に飛び乗った。

今まで読んだ小説のうちのいくつかは、その物語性とは関係なく、その時々の旅の記憶みたいなものと結び付いている。

とりわけ、夜の車窓から眺めた街の光と。

IdeaLiving

秋の入り口

少し厚手の服を着るようになり、

食卓には柿や栗が並ぶようになり、

季節は足早に過ぎてゆく。

まだまだ虫捕り熱の冷めない息子から「もう秋なの?」と問われ、

落ちてきた黄色や赤の葉っぱを拾い集めながら

「うん、もう秋だね」と僕は答える。