Lectio

オレはさ、入れものを作りたいんだ

-絵画とか 彫刻とかより

それを全部呑み込めるような でっかい家をさ

一年中 花の匂いがする あったかい丘にさ

何百年たっても

変わらずにいろんなものを抱えてポカーンと立っているような-

ハチミツとクローバー / 羽海野チカ

外国へ行くと建築を観てまわるようになったキッカケも、ついでに思い出した。

Lectio

子供が子供なのは、大人が何でもわかってるって思ってるところだ

『ハチミツとクローバー』を初めて読んだ頃には年齢的にも何となく真山あたりに感情移入していたけれど、いつの頃からか修司の目線でこの世界を観るようになっている自分に気付く。

それはそうだ。

失ってしまった誰かに会いたいっていうこの寂しさの、胸を押しつぶされるような、それでいてどこか甘ったるいような感じは、あの頃はまだ知らなかったから。