IdeaLiving

銭湯日和 (せんとうびより)

小さな頃に銭湯に通う習慣があったわけでもないのだけれど

昼でも夜でもなんとなく湯船が空いていそうな時に

ふらっと出掛けていって汗を流し、さっぱりした気持ちで家に帰るのが好きだ。

湯冷めは良くない、と昔から言われているのはよく知っているけれど

湯あがりのコーヒー牛乳かアイスクリームでも食べてひと息ついたら、ぽかぽかしてるうちに街に出て、何も考えずにぶらぶらと散歩したい。

IdeaStyle

襖絵 (ふすまえ)

古い建物を訪れると、日々の過ごし方、暮らし方について先人の知恵を借りることができるような気がしてくる。

クーラーも扇風機もランプも無い時代、人々はその日その日の暑さ寒さや光を感じ、小さな部屋に設られた花や絵を眺めながら季節を味わったのだろうか。

でも考えてみれば、どの時代のどの階層の人たちも本当は目の前のことに精一杯で、

こうしてぼんやりと何かを眺めて暮らすなんてことはできなかったのかもしれない。

なんてことを竹の描かれた襖絵を眺めながら。

LectioSpiel

ただの壁ではないんだよ、文明を守る砦だ。

アイルランドの長編アニメーション映画 『ブレンダンとケルズの秘密』。

アイルランド・ケルトの歴史や伝承を踏まえた世界観と映像美に引き込まれた。

ヴァイキングの襲来を恐れて森を切り離し、砦のなかで暮らす人間たちの姿をみながら色々考えてしまった。

GastronomieLiving

父と呑む

仲良しの酒屋さんに「冷やでも熱燗でもおいしいお酒」とリクエストしたところ、コレだろ、と。

ひさびさの実家で、母が出してくれる肴をつまみながら長々と酒を呑んだ。

元々は熱燗が呑みたかったのだけど、旨い旨いとか言いながら、なんだかんだ「冷や」でいってしまった。

司牡丹 (つかさぼたん) って名前も気に入っている。

Lectio

錬金術師

‪もちろんプロとしてその世界で生きていくことの厳しさは想像できるけれど、

「色を調合する」ってなんだか素敵な仕事だなと思う。

Lectio

考古学、技術史、美術史などは、今日まで残った文書記録類ではときにわからない古代の諸関係に、重要な暗示を与えてくれる。

-いついかなる時代にあっても、世界の諸文化間の均衡は、

人間が他にぬきんでて魅力的で協力な文明を作りあげるのに成功したとき、

その文明の中心から発する力によって攪乱 (かくらん) される傾向がある-

ウィリアム・H・マクニール 『世界史』

たとえば二百年くらい後になって、歴史学者が2020年頃の世界を研究したとしたら

マクニールが言うところの「世界に対する攪乱の焦点」、あるいは 「文化活動の第一次的中心」というのは、どこになるのだろうか。

やはり米国ということになるのだろうか、それとも…

GastronomieLectio

バノン村のチーズ

由来が「村の名前」っていいな。

今は栗の葉で包むこの山羊のチーズは、2千年前に村がローマ人の統治下にあった頃には葡萄の葉で包まれていたとか、その後は胡桃の葉が使われた時期もあったとか、色々な変遷が辿ったみたいだけど

それぞれ (当時は) どういう味がしたのか、いつどこかで体験できないものかななんて思ったりした。