Lectio

曝書 (ばくしょ)

蔵書の虫干しのことをそう呼ぶらしい。

日本経済新聞の「春秋」によれば、永井荷風は毎年夏の今ごろになるときまって本を虫干しにしたという。

その姿は想像するしかないが、和書を紙魚(しみ)から守るための習慣とはいえ、なんとなく気持ちがいい。

「晴。曝書。夜月よし」