Lectio

絵本の世界の入り口

もちろん背表紙だって大事だけれども、

やっぱり絵本の世界の入り口は『表紙』だと思っている。

手に取った時の子ども達の顔を見るのが親としての愉しみでもある。

Lectio

いつのまにか ねむくなるまで

レオ=レオニ 『あそぼうよ』訳 谷川俊太郎

学生時代それほどハナシ好きだったかというとそうでもなかったと思うけれど、

僕たちの世代の青春は携帯電話の普及期にあって、

眠気をガマンしながら携帯電話や実家の電話の受話器を握りしめて何だか良くわからないことを語り合ったあの時間は

やっぱり僕にとっても大切な時間だったんだなと、今になって思う。

Lectio

「ねえ、ぼくは? ぼくは、どこを かけばいいの?」

-「くろくんは、まにあってるよ。」

「きれいに かいたえを くろくされたら、たまらないよ……」

みんなは、くろくんを なかまに いれてくれません-

なかや みわ 『くれよんの くろくん』

思い返してみれば、子供の頃はクレヨンの「黒」はあんまり使わなかったかもしれない。そういえば、色鉛筆の「白」も。

オトナになって子どもと絵を描くようになってはじめて、色の多様さ、ありがたさに気づいたような気もする。それはクレヨンや色鉛筆に限らないか。