Lectio

バーバパパは まちをあるきまわったけど、くるまにびくびくしどおしでした。どこにも いくところが ないのです。

– フランソワは バーバパパを みて、 びっくりしたけど、

ふたりは すぐ なかよしに なりました。

でも フランソワの おかあさんは、

「バーバパパは おおきすぎるから うちへおいとくわけには いかないわ。」

と、いうんです。-

アネット・チゾンとタラス・テイラー 『おばけのバーバパパ』

Lectio

夜の汽車

『よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ』

文 シェリー・ダスキー・リンカー

絵 トム・リヒテンヘルド

表紙を見て、思わず手に取ってしまった。

朝、目を覚ますと子どもが嬉しそうに、ついさっきまで見ていた夢の話をしてくれる。

僕は小さな頃からあまり夢を見ないので、それを何だか羨ましく思っている。

汽車の夢なんかだったら尚更見たいんだけど。

Lectio

次これがいい

かしわらあきお 『ぶんぶんきいろ』

次これ読んでと息子が持ってきたのは

可愛らしい蜂の描かれた絵本。

どこかで見たことのある絵だなと思ったら

息子が小さな頃に良く読んでいた「しましまぐるぐる」の柏原晃夫さんの作品。

こういうのっていつまでも覚えていてくれるのかな。

Lectio

木や川にいいよって言ってもらえたら、そこに決めなさい

-お父さんも、お母さんも、そのまたお父さんもお母さんも、

ピスケの年になったら、一人で旅をして、

自分で、住むところを決めたんだ。

そのときに大切なのは、まわりに、

きちんとあいさつすることだよ-

二木真希子 『小さなピスケのはじめての旅』

いつか僕の子どもたちも、自らの意思でこの家を出ていく日が来るだろう。

そのとき、もしまだ自分が元気でいられたら、ちゃんと力いっぱい抱きしめてから彼らを送り出してやりたい。

Lectio

そういえば そんな あそびを やったわね。

-よくおぼえていたわね。でもね、

こんやは ひとばんだけ ねむるのよ。

ひとばんだけ-

作 アルバート・ラム 絵 デイビッド・マクフェイル 『ねむるまえに』

子どもの頃、ぼくたちに絵本を読んでくれていたのは父だ。

父の少し嗄れた声を聴きながら眠るのが好きで、夜になると毎日お気に入りの絵本を父のところへ持っていった。

このところ子どもたちに絵本を読んでいると、自分の声がなんだか父の声みたいに聴こえるときがある。

僕たちが絵本を読んでもらっていた頃の父の年齢に、自分が近付いていることを知って何だか不思議な気分になった。

LectioSafari

ここで おりるよ。

間瀬なおかた 『バスでおでかけ』

子どもとバスに乗って出掛けることが増えた。

目的地は特に無くて、バス停でおしゃべりしながら適当なバスを待って、ふたりで奥の座席に乗り込んで外の景色を眺めて、ピンポンを押して一度降りて、リュックに入れたお水を飲んでまたバスに乗って帰ってくるだけだ。

いつか家族で、簡単には帰って来られないような山奥の村へ、バスに乗って行ってみたい。

Lectio

くもは へんじを しません。すを つくるのが いそがしかったのです

エリック・カール 『くもさん おへんじどうしたの』

僕はこの話が好きで、子どもたちが真剣に何かを作っているところなんかを見掛けると、いつもこの話を思い出してしまう。

この絵本は巣のところが浮き出たつくりになっていて、てろてろした手触りの巣を撫でながら、子どもと2人で笑った。