Lectio

死はいつも私の隣にいる。

-あの時、好い気持のままで死んでいれば楽だったのに、……生きるというのはとても大変なことなのだなと、その時思った。

(中略)

人間の命なんて自分の力ではどうにもならない、そう思い定めてしまうと、案外この世は生きやすいものである-

白洲正子 / 病は性格に似る

IdeaLectio

樹々の想い、樹々への想い

-(われわれ人間を) 馬鹿に忙しい生物ができてしまったなと、そういう感じで見てるのではないですかね-

NHKのETV特集で脚本家 倉本聰さんの『巨樹の声が聴きたい』を観た。

長崎で被曝したクスノキもまだ命を繋いでいる。

巨樹の下では子どもたちが楽しそうに遊んでいる。

一度は科学の炎に灼かれた樹は、戦争の前も、戦争の後も、変わらず同じ場所で僕たちを見ている。

IdeaSafari

門前町にて

昔からお寺や神社が好きで、理由もなく、散歩ついでにフラッと来ては参拝してしまうのだが、

ちょっとお辞儀してから門をくぐる

みたいな気持ちはいつまでも大切にしたいと、あらためて思う。

IdeaLectio

象のいない動物園

土曜の日本経済新聞の記事。

大牟田市動物園の入口に「ぞうはいません」という看板が置かれているらしい。

それでいいと思う。

「ぞうは群れ社会で生きています。

当園には群れを飼える広さがありません」

IdeaLectio

献血バス

台風が迫る金曜のNHK “ドキュメント72時間” は、北の大地を走る献血バスだった。

40年間も献血に通っている男性が理由を問われて、「昔、伯母が癌で輸血が必要になったときがあってね。それを返してるんですわ」と。

僕らはやっぱりそういう風に生きていかないといけないよなとあらためて思った。

LectioMusica

世界への扉は

BLUE GIANT SUPREME / 石塚 真一

このコミックの影響を受けた訳じゃないけれど、息子とヴァイオリンの親子体験に行ってきた。

ヴァイオリンでもサクソフォンでも耳で聴くのと、自分で音を出すのとは違う。

たとえば最初の一音が、彼の世界を開くこともあると思っている。