肥後象嵌 (ひごぞうがん)は、熊本の質実剛健の気風をあらわしている。
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天平文化、大陸からの風
NHKの”日曜美術館”は正倉院展特集だった。
番組のなかで宝物のうち、いくつかが取り上げられていたけれど、1,300年前に聖武天皇が履いた靴 (のうのごらいり?) とか螺鈿の箱なんて、今の時代にも全く色褪せない…。
情報過多な現代にあっても美しいと思えるようなこれらの品々は、当時のこの国に生きた人々の目にはどう映ったのだろう。
螺鈿 (らでん) の箱。黒漆に散りばめられているのは夜光貝?
どうにか時間を見つけて上野まで駆け付けて、琵琶と蘭奢待 (らんじゃたい) だけはこの目で見たい。
樹々の想い、樹々への想い
-(われわれ人間を) 馬鹿に忙しい生物ができてしまったなと、そういう感じで見てるのではないですかね-
NHKのETV特集で脚本家 倉本聰さんの『巨樹の声が聴きたい』を観た。
長崎で被曝したクスノキもまだ命を繋いでいる。
巨樹の下では子どもたちが楽しそうに遊んでいる。
一度は科学の炎に灼かれた樹は、戦争の前も、戦争の後も、変わらず同じ場所で僕たちを見ている。
だし
このところ風呂あがりに撮り溜めた”美の壷”を観るのが楽しみになりつつある。
ふわっとしたかつお節の上から醤油をポチッと垂らした白いごはんを想像してみる。
案の定お腹が空いてきたし、おいしい鰹節を探しに行きたくなってきている。
やはりこんな時間に観るべきじゃなかったのだ。
献血バス
台風が迫る金曜のNHK “ドキュメント72時間” は、北の大地を走る献血バスだった。
40年間も献血に通っている男性が理由を問われて、「昔、伯母が癌で輸血が必要になったときがあってね。それを返してるんですわ」と。
僕らはやっぱりそういう風に生きていかないといけないよなとあらためて思った。
エンドロール
ブラタモリは毎回観てしまう数少ない番組のひとつ。
エンドロールを楽しみにしているテレビ番組など他にないのだが、これに出てくる出演者がいつも良い顔をしていて、ついつい最後まで観てしまう。
プロ(山田大輔さん?)はさすがだな。それと、やっぱり井上陽水の「瞬き」が良いんだよな。